※正常分娩と獣医師の介助が必要な異常分娩(難産)の見分け方:
■正常分娩の知識
@お産の12〜24時間前から母犬は神経質になり巣作り行動を始める(室内飼育の小型犬では巣作りをせず、飼い主にまとわりつくものもある。
Aこの間に体温が1℃前後下がる。
B開口期陣痛(よわい陣痛)が2〜12時間続いた後、強力な努責によって第1子が胎膜に包まれたまま、あるいは破水して胎児のみが排出され、一旦陣痛は中断される。
C10〜30分の休止後、再び陣痛と努責が起こり、第2子が娩出される。
D母犬は臍帯を噛み切り胎膜と胎盤を食べる。
E分娩所要時間は胎児数にもよるが、普通4〜6時間。産子数が多いと12〜14時間かかることもある。
F母犬は分娩中落ち着かず、分娩時は横臥又は伏臥するが、1子を娩出すれば立ち上がって歩き回り、喘ぐのが特徴です。
■難産になりやすい犬種‥‥‥ボストンテリア、スコッチテリア、ペキニーズ、狆、ブルドッグ等
■難産が疑われるのは、こんな場合です。こんなときは→
こちら‥‥
@適当な陣痛が4時間も続いているのに1子も生まれない場合
A1〜2頭の仔犬が生まれ、その後4〜6時間経過しても次の子がうまれない場合
B母犬が食欲不振で元気沈衰し、頻繁に排尿を試みる場合
C陰門から緑色の液(胎盤剥離の証拠)が出てから数時間経過するのに胎児が娩出されない場合